<?xml version="1.0" encoding='utf-8'?>
<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="https://kaitei-kagawa.com/roller-ui/styles/atom.xsl" media="screen"?><feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title type="html">「海程香川」</title>
    <subtitle type="html">古き良きものに現代を生かす</subtitle>
    <id>https://kaitei-kagawa.com/kaiteikagawa/feed/entries/atom</id>
            <link rel="self" type="application/atom+xml" href="https://kaitei-kagawa.com/kaiteikagawa/feed/entries/atom?cat=%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB" />
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kaitei-kagawa.com/kaiteikagawa/" />
        <updated>2026-04-21T05:07:45+09:00</updated>
    <generator uri="http://roller.apache.org" version="5.2.0-SNAPSHOT">Apache Roller</generator>
        <entry>
        <id>https://kaitei-kagawa.com/kaiteikagawa/entry/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E3%81%9F%E3%81%AD%E3%82%92</id>
        <title type="html">高橋たねを</title>
        <author><name>noriko</name></author>
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kaitei-kagawa.com/kaiteikagawa/entry/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E3%81%9F%E3%81%AD%E3%82%92"/>
        <published>2015-04-30T12:00:06+09:00</published>
        <updated>2020-02-17T15:55:50+09:00</updated> 
        <category term="代表プロフィール" label="代表プロフィール" />
        <content type="html">&lt;table&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;&lt;td&gt;昭和  ５年&lt;/td&gt;&lt;td&gt;兵庫県生まれ&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;&lt;td&gt;昭和５９年&lt;/td&gt;&lt;td&gt;海程賞受賞&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;&lt;td&gt;平成２０年&lt;/td&gt;&lt;td&gt;海隆賞受賞&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;&lt;td&gt;平成２３年２月１２日&lt;/td&gt;&lt;td&gt;肺炎の為、逝去。&lt;/td&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;

&lt;h4&gt;高橋たねを代表作&lt;/h4&gt;
&lt;p&gt;舞いくるうまま水に入る牡丹雪&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;昴のぼる配管工即フンボルトペンギン&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;牛の舌生（ なま）の観念巻き込んだ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;土（ つち）かた我いま歯白き苗族（ みゃお）の子と&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;光のコマンドよ青啄木鳥（ あおげら）は撃つな&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;熟柿吸うコンプレックス火照るかな&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;人間（ ひと）の子を玉（ ぎょく）と掴むや青葉木菟&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;花八つ手金（ きむ）酔えば朴（ ぱく）さびしいよ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;老斑か豹紋か枇杷の種飛ばす&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;おなじ眸をして華人韓人川とんぼ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;西班牙（スペイン）てふ語韻まぶしい野狐よ&lt;/p&gt;
</content>
    </entry>
    <entry>
        <id>https://kaitei-kagawa.com/kaiteikagawa/entry/%E9%87%8E%EF%A8%91%E6%86%B2%E5%AD%90</id>
        <title type="html">野﨑憲子</title>
        <author><name>noriko</name></author>
        <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kaitei-kagawa.com/kaiteikagawa/entry/%E9%87%8E%EF%A8%91%E6%86%B2%E5%AD%90"/>
        <published>2015-04-30T12:00:05+09:00</published>
        <updated>2025-01-13T04:25:07+09:00</updated> 
        <category term="代表プロフィール" label="代表プロフィール" />
        <content type="html">&lt;p&gt;昭和２８年 香川県生まれ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;
金子兜太に師事&lt;br&gt;
「海程香川」代表、「海原」同人 、JEUGIAカルチャー高松『自由に俳句』講師、現代俳句協会会員、日本現代詩歌文学館振興会評議員
&lt;/p&gt;

&lt;table&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;&lt;td&gt;平成１５年&lt;/td&gt;&lt;td&gt;朝日俳壇賞受賞 （金子兜太選）&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;&lt;td&gt;平成２４年&lt;/td&gt;&lt;td&gt;海程賞受賞&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;&lt;td&gt;平成２５年&lt;/td&gt;&lt;td&gt;句集 『源』上梓&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;




&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;/kaiteikagawa/mediaresource/8e88de05-77ad-4cd1-82f4-6b873f913a95&quot;&gt;&lt;img src=&quot;/kaiteikagawa/mediaresource/8e88de05-77ad-4cd1-82f4-6b873f913a95?t=true&quot; alt=&quot;句集『源』.png&quot;&gt;&lt;/img&gt;&lt;/a&gt;

&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;野﨑憲子句集『源』より自選句&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;潮騒や純白の蝶てのひらへ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しやぼん玉芭蕉の耳は小さかり&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;火は水を水は火を恋ひ螢&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;日輪をすつと貫く草矢かな&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;雨上りじだじだしただ揚羽来る&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ヒロシマの石に言の葉うましめよ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;満月にあつまつてくる樹よ鹿よ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;霧深し瀬戸大橋は天の川&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;釣瓶落しこの位置は譲れない&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;朝霧はやし源へ還るかな&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;猪も鴉も素足ひかり巻く&lt;/p&gt;


　
&lt;p&gt;序に代えて　　　　金子兜太

&lt;p&gt;金子兜太（以下兜太）
　対話方式でゆきましょうか。まず、私から二つほど質
問がある。野﨑君は空海が好きだと聞いてるが、空海の、
どんなところが好きなんだね？

&lt;p&gt;野﨑憲子（以下憲子）　
はい、よろしくお願い申し上げます。では、今のご質
問から、空海は唐へ渡り、真言七祖である恵果から真言
密教を伝授され、日本へ持ち帰ります。そして空海独自の
真言宗を創り上げたことです。それから絶対肯定の世界。

&lt;p&gt;つまり、生きとし生けるものが、そのままの形で、共存する世
界を考えていたということです。私の生家は、四国霊場第
八十六番札所志度寺の門前町にあります。朝日に夕日に手を
合わせ、佛様の前でご真言を唱える祖母が大好きでした。

&lt;p&gt;空海は、お大師さんと呼ばれています。結願寺である第八十八
番札所大窪寺から逆打で歩き遍路をすると、どこかで必ずお大師
さんに逢えると言われています。今でも、空海は、生きて歩いて
いるのです。

&lt;p&gt;兜太　
句集『源』を読んでいると、空海への傾倒の心情と重なり、
併せて瀬戸内海の風土性を強く感じる。その思い入れが分る気が
するのだがね。

&lt;p&gt;憲子
深い読みをありがとうございます。志度には、「海女の珠取り」という
伝説があります。藤原鎌足の病が篤く、唐の皇帝の妃となった鎌足の
娘が病気平癒を祈願した宝珠を父へ送ります。その珠を乗せた船が
瀬戸内海の志度沖を通過中に嵐で沈んでしまいます。

&lt;p&gt;その宝珠を探しに来た鎌足の息子の不比等と恋仲になった海女
が、龍神の棲むという海底へ潜り、宝珠を取り戻し、命果てるという悲
話です。海女と不比等の間に生まれた房前が、藤原北家の祖となります。

&lt;p&gt;水平線や波の間を見つめていますと、その宝珠が今も志度沖に
眠っているよな、そして、波に漂い、言の葉となり浮き上がってくるよう
な思いがあります。

&lt;p&gt;兜太　
そうした下地があるわけだ。ところで、句集の中で特に気に
入った句のいくつかを挙げてみます。

　　&lt;p&gt;佐保姫の髪は投網よ月の海&lt;/p&gt;

　　&lt;p&gt;千の手に千の天地水温む&lt;/p&gt;

　　&lt;p&gt;日野月野星野化野(あだしの)鳥交る&lt;/p&gt;

　　&lt;p&gt;しやぼん玉芭蕉の耳は小さかり&lt;/p&gt;

　　&lt;p&gt;火は水を水は火を恋ひ螢&lt;/p&gt;

　　&lt;p&gt;雨上りじだじだしだだ揚羽来る&lt;/p&gt;　

&lt;p&gt;兜太
そして、六句目の句だが、この「じだじだしだだ」って擬態語。
この、からだから吐き出すような、オノマトペアの使い方が、
これがいかにも野﨑流だ。
他の人は、こういう、かなり肉の匂いのするような擬態語は、
なかなか出て来ないんだよな。肉体でつくっている、という感じだが、
だから妙に風土や空海と重なる。憲子流の力技は女性には少ないの
ではないかな。
　&lt;p&gt;放射能まみれの空へほうたる&lt;/p&gt;
　&lt;p&gt;このたびの、福島を中心とした被曝体験ですね。これを、是非
書いておいてもらいたいと思ったけど、よくお書きになった。
「放射能まみれの空へ」のスタテイックに、静的に、捉えたんでは、
あの悲惨さというか残酷さというか、被曝のね、あの体認は、
十分に出てこない。「へ」という時に、螢のいたましさのような
ものが浮かんできている。
&lt;p&gt;憲子　去年、飯舘村へ参りました。

&lt;p&gt;兜太　
行ったんだね。しかし、君のことだから体験しなくても
こう書くはずだ。想像でもね。

&lt;p&gt;憲子　
ずっと螢の句を書きたかったのですが、書けませんでした。
飯舘村へ行ったあたりから、身の内からふっと螢が飛びだしてくる
ような思いにとらわれることがありました。

　　&lt;p&gt;露の玉ひとりにひとつ銀河濃し&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;兜太　
「ひとりにひとつ」、露の玉と人間を一緒にしちゃってる
わけだな。「露の玉」を擬人化して「ひとり」。しかも「露の玉」の
物象感を強調して「ひとつ」。ね、この重ねた捉え方。人間と捉
えて、物と捉えて、人間の肉体を感じさせ、物の物象感を感じさ
せる。これは野﨑流ですよ。五七調最短定型と取り組み、銀河の
下の露の玉と取り組んでいないとこのエネルギーは出て来ない。
次の句も同断。

　&lt;p&gt;そのなかに朝日子ひとつ白露かな&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そして、

　　&lt;p&gt;猪も鴉も素足ひかり巻く&lt;/p&gt;

　&lt;p&gt;「猪も鴉も素足」ぐらいまでなら誰でも言えるんだ。ところが、
「ひかり巻く」つていう、これがね、いかにも野﨑流なんですよ。
心底に潜む弘法大師のお力なんだな。「生命感」と言おうか。そして、
命なき物質にも私は「物象感」を受けとりたいと願っているので、
この生きものの「生命感」の掌握は十分参考になるね。この双方とも
五七調最短定型の力を十分に使うと出てくる。

　&lt;p&gt;くどくなるが、結局、君の作品は、五七調最短定型、日本語の最短
定型に対して真っ当な感受性を持っているというのが、私のまとめです。
だから、君は俳句を創る時に全力投球型になる。いい加減に創らない。

&lt;p&gt;で、時にあんまり、いい加誠につくらな過ぎる場合がある。その場合は
逸脱してしまう。詩の面白さみたいなものから逸脱してしまってね、
ひどく独りよがりなものに見えて来る時もある。そういう意味で、出来
不出来が多い。だからあんまり一般的な評判は良くない。これもよくわかる。

　&lt;p&gt;私は若い頃に、俳句っていうのは、「構築的音群」だっていうことを
書いたことがあります。構築的音群というものを、君の句から感じますね。
独特な音数律の韻き合いと力感。定型感。この最短定型詩とピッタリの
資質を持っている為に、自ずから抱き合って、そして生真面目に気力を
出して創っていて、それが同時に貴君のエネルギーになっている。
弁証法の関係みたいで常に面白い。
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　&lt;p&gt;　（平成２５年晩春、上長瀞　養浩亭にて）</content>
    </entry>
</feed>

