2016年5月26日 (木)

「海程」全国大会 in 熊谷・秩父

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5月21日22日と埼玉県熊谷市と秩父市で今年の「海程」全国大会が開催されました。金子先生はとてもお元気で、イベントでは秩父音頭に合わせて見事な踊りを披露してくださいました。日本全国そして、アメリカやオーストラリアなどから集まってきた「海程」の仲間たちの熱気の中、大盛会の大会でした。ご高齢の金子先生を支えて下さっているご子息様夫妻にもお目にかかれ嬉しかったです。とても素敵なお二人でした。

「海程」の将来に向けての展望へも、新たな風の気配を感じました。 香川句会も、より熱く、そして、無駄を省いた新しい形を模索し進化してゆきたいと思いました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

写真は、有志吟行での金子兜太先生の句碑巡りの中で、私が一番魅かれた「利根川と荒川の間雷遊ぶ」の句碑です。 全国大会の詳細は、「リンク」から「ブログ金子兜太」でご覧ください

豊原清明句集『手話する冬鹿』

裏表紙最終・決定 (2).jpg 本句会の仲間、KIYOAKI FILM  こと豊原清明さんの句集が上梓されましたので、紹介させていただきます。小冊子ながら、豊原さんの詩情満載の作品群です。

映画句集 『手話する冬鹿』  豊原清明          ㈲マルコポ.コム刊

より、十句選(野﨑憲子抄出)

わが半日虚空千年春峠

青雲やがつしり摑む福音書

夏シャツの母の胸辺にありし蝶

雨蛙こいつは無職吾は無学

原爆忌しずかに老いてゆく童

放射能もう要らんぞと草雲雀

冬鹿や光の中の爪を切る

透明な雪の言葉や狂詩曲

清明や父母の背は丸太ん棒

父依存から一歩出てスサノオの笑顔

2016年1月1日 (金)

謹賀新年

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平成二十八年の幕開けです。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本日の朝日新聞一面に金子兜太先生の朝日賞ご受章の朗報が掲載されていました。受賞理由は「戦後一貫して現代俳句を牽引」とあり、「反戦と前衛掲げ人間を詠む」と題しての先生の文章の中に「新聞俳壇はジャーナリズム」「型にはめずに自由に、それこそが文芸表現である」とありました。至言とおもいます。

写真は、本日の大串半島から観た初日です。

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