「海程香川」
「海程」終刊について
あっという間に、2017年8月になってしまいました。
5月の「海程」全国大会の総会において、金子兜太主宰より、師が白寿を迎えられる来年9月をもって「海程」を終刊すると公式に発表がありました。 終刊の理由の第一に、ご自身の年齢のことを挙げながらも、終刊後は、主宰の立場を離れ、 俳人ー金子兜太ー個人に執着してゆきたいという師のお言葉に、ご高齢になられた今も、「私は、未だ、過程にある」という師の俳句への熱い想いを感じ、深く感動いたしました。
春の「海程」俳句道場の夕餉の宴で、師が歌われた「船頭小唄」の名調子が。あの夜の櫻吹雪と共に、私の忘れられない思い出です。「言霊の脊梁山脈のさくら(金子兜太)」を実感いたしました。
来秋、師と共に、私たちも出立の時を迎えます。幸い、「海程香川」という形での存続が認められましたので、師の「造型俳句」実践の場として、自由と混沌の漲る「海程」の句会を、香川の地から世界へ向けて発信してゆきたいと念じています。
このブログ「海程」香川句会も、「今月の作品集」の更新をメインに、これからも、世界最短定型詩の、無限の可能性を信じて、発信してまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
師の動向は、竹丸様の「ブログ金子兜太」に詳しく紹介されています。わたしも、日々拝読しています。「リンク」からご覧ください。
Posted at 2017年8月10日 午前 04:46 by noriko in 「海程」の窓 | 投稿されたコメント [0]